NHK平日18時から放送の首都圏ネットワークの取材に同行しました。
7月9日に浴衣を特集するということで、ドレスターには浴衣スタイリングの
取材依頼をいただきました。
7月6日日曜日、梅雨の明けようかという暑さと夏のセール真っ最中、
ここ横浜駅はすごい人でした。東京を中心に活躍中のパーソナルスタイリスト
おぎわらさん、待ち合わせは横浜高島屋さん正面玄関。
黒地に可愛い柄模様と個性ある渋めの帯、浴衣姿のおぎわらさん粋に登場です。
お客様の高橋様は働く奥様、今までおぎわらさんに通勤スタイルやお休みの日のお洋服をコーディネートをお願いした事があり 今回で3度目のご依頼です。
モデル 高橋さん(左) 細身で顔立ちの整った爽やかな印象、
シフォンのトップスに白いパンツ足元も
サンダでスッキリと夏らしい装いで
いらっしゃいました。
スタイリスト おぎわらさん(右) 着慣れた感じ、ピッシっと背すじも伸びて長身の
日本美人、サラサラヘアーを一つ束ねた簡単な
ヘアースタイルも髪飾りに飾り紐を使って
アレンジしてました。さすが・・・
「こんにちわ〜!お久しぶりです。お元気でしたか?」
っと、しばらくお二人の親しげな会話で始まりました。
おぎわらさんは浴衣の冊子を見せながら、色や柄などで着た感じの高橋さんの印象をお話されました。
と、お手持ちの浴衣の説明をニコッと可愛い笑顔を浮かべて
「ちょっと冒険したいかな〜…でも年齢にあった可愛いものですよ」と二人笑顔。
そして、ショッピングへ出発!!
まずは種類の多さ、小物の充実していることにびっくり!!
(あっ、私がですが、おぎわらさんも小物は沢山ありますね〜とおっしゃってました)
撮影ではエスカレーターからお二人で登るところを
「はい、もう一度。はい、もう一度。お願いしま〜す!」と
(おぎわらさん、高橋さん、お疲れ様です。)
おぎわらさん、会場入りの撮影が一旦終わると、ささっと売り場の中へさささ〜っと浴衣をチェックすると、「高橋さん、これどう?」(早)
「可愛い〜♪」と高橋さん。売り場に入り5分足らずで1着目のフィッティング(紫陽花柄)を選びました(早)
撮影という事で緊張していた高橋さんも笑顔になってきました。
二人で浴衣を選ぶシーン、鏡の前で合わせてみたりと撮影も順調に進みます。
こちらもカメラに入らないように・・・ウロウロしてしまいました^^;
2着目は紅型(ビンガタ:沖縄を代表する染めの伝統工芸)風、凛とした女性にみえますね。
3着目は黄色い浴衣の撫子柄で紫系の小物、帯、トータルコーディネートしてフィティングしました。
お顔立ちもはっきりとされ、お綺麗ですがお化粧は控えめがお好みなんです。
明るめの色を中心に考えています。しぼりのものでも2色ではなくて1色は
プラスして濃いめの明るい色が入っているものとか、ベースは白地や紺と
落ち着いた色でもOKなんです。
高橋様の場合派手すぎ、大柄、色の入りすぎはNGです。
(と次々にポンポンポンと言葉にします。頭の中で整理されているな〜と感じました。)
今回は皆さんが分かりやすいように鼻緒、、小物、帯の色を同系でまとめています。
浴衣は悩むんです、洋服よりも見る機会も少ないですし、特に小物も特別で。
自分の好きとか、似合うと思っている以上のものをおぎわらさんは選んでくれるんですよ。
始めの紫陽花柄ありましたよね、自分でも手に取るくらいすご〜く好みのものだったんです。
でも着てみると意外と地味っていうかオーソドックスすぎたんです。
(分かります、自分の好きなものでも顔にあてたり着てみると、
同化する様にぼやけた様に見える時・・・ありませんか?)
でも、いつもの自分なんですよ〜。最後の黄色のがね、
可愛いくて気に入りました。
いろいろありますが、まずはお客様に友達の様に感じてもらい
内面や要望を聞き出したいと心掛けています。
おぎわらさんは、初めお会いしたときから優しい笑顔語りかけるように
お話して下さいました。
そして高橋さんへの気づかいや言葉づかい、おぎわらさんの
やさしい人柄が伝わりました。そして高橋さんもお友達のように
おぎわらさんに質問されていたのが思い出します。
おぎわらさんはお洋服を(浴衣も着物も)好きになって楽しんで欲しい、
そこでも心をウキウキとさせられるじゃないですか〜と
話されていました。